もし使い捨てマスクのノーズワイヤーがあったら、立体マスクにノーズワイヤーを入れて作製してみませんか
これからの暑い季節、息がしやすい立体マスクがより快適になります
前回の立体マスクの作り方はこちら
https://boccadileone.hatenablog.com/entry/2020/02/14/225118
【私とミシンの基本スペック】
ミシンは1998年製で壊れているため直線縫いのみ出来る母親のお下がり
時々送り歯が動かなくなる
壊れているので直線縫いで3段階の縫い目(荒い目、普通、細かい目)がギリギリ出来る
私は直線縫いだけで普段使いのトートバッグなどを3年で8個作製のほぼ初心者
【作り方のざっくり要点】【所要時間約1時間(初回1つ)】
1. 型紙をとって表地と裏地を裁断する
2. 表地と裏地のそれぞれ中心を縫い合わせ一つの布にする
3. 表地と裏地を中表にして上下を縫い合わせる
4. 表にひっくり返して上下にステッチをかける
↑ ここでノーズワイヤーを挿入
5. ノーズワイヤーを固定する
6. 左右を三つ折りにして縫う
7. マスク用のゴムを入れて完成
【より上手に快適なマスクを作る為に】
それぞれ下部の詳しい作り方で解説してあります
ノーズワイヤーを入れるので、型紙よりも若干上の部分を大きめに裁断するとよい
また、上部のカーブを緩やかにするとワイヤーの飛び出し防止になる(写真1)
口元をゴワゴワさせない為に、中心部分の縫い代もやや大きめに裁断したほうが良い
何度も使ったり洗濯したりするうちに、ノーズワイヤーがガーゼから飛び出して来そうになるので注意
洗濯2回終わりましたが大丈夫です
【作り方】
1. 型紙を布に合わせて裁断
上の部分は少し大きめに(3mmほど)かつカーブをゆるやかに、裁断するとノーズワイヤーを入れやすくなる
2. 表地と裏地をそれぞれ中心を縫い合わせ、縫い代をアイロンで割っておく
縫い代をちゃんとアイロンで割らないと後で口元がゴワゴワして肌触りが悪くなるので、これを怠らない
ちゃんと割れるように縫い代を多め(長め7mmくらい)にしました
→中心部分を大きめに裁断する理由
縫い代を片方づつ倒してアイロンをかけ、その後裏から縫い代を割って再びアイロン
縫いしろのカーブのところに切れ目を入れると割りやすくなりました
3. 表地と裏地を中表に合わせ、上下を縫い合わせる
4. ひっくり返したら上下にステッチをかける
上は7mm 下は2mmでステッチ
ひっくり返したら表地を1mmほど外側に出して丁寧にアイロンを掛けると綺麗に仕上がります
ノーズワイヤーを入れるので、上の部分は幅が広めの7mmのステッチにしました
あまり細いステッチだとワイヤーが入らない
今回は使い捨てマスクからノーズワイヤーを再利用
ワイヤーの長さは9cmのタイプと11cmのタイプがありました
立体裁断でカーブがかかっているため直線のノーズワイヤーは入りにくい
ここでカーブが急だとノーズワイヤーが使っている間に布から飛び出す可能性があるので、心持ち緩やかなカーブで裁断しておくとマスクが長持ちする
5. ノーズワイヤーを入れた両端を縫う(1往復半縫いました)
印をつけると縫いやすいです
6. 左右を三つ折りにして縫う(1回目5mm2回目1cmの三つ折り)
きちんと5mm以上に折らないと後でゴムが入らなくなります
7. ゴムを通して完成
立体型のマスクはそのままでも使えて便利ですよね
もし使い捨てマスクのノーズワイヤーがありましたら、より息のしやすいノーズワイヤー入りの立体マスクも作製してみて下さい
これからの暑い季節にはとても快適だと思います