前回、プリーツマスクのデメリットを挙げてみて、生地の厚みがあるため頬の部分が浮いて使いにくいと夫に言われ、ゴムを通す部分を別布にして作ってみました
手作りマスク 立体型とプリーツ型の使用感とメリット&デメリット 今後の課題と失敗した点
別布は伸縮性があるニット素材だとより顔にフィットしますが、適切な布がないため、表地と同じサラシで作りました
私自身初心者なので高度なマスクは作れませんが、とても簡単に呼吸のしやすい快適なマスクが作れたのでご紹介したいと思います
注意点は赤字で書いてあります
【改善できた部分】
表地(外側の布)と裏地(顔にあたる布)を変えることで、肌にあたるほうの布(ダブルガーゼや綿100%)を節約できるかなと思います
外側の布は今回はサラシですが、呼吸がしやすい布であればどのような布でもいいと思います
私はマスクを手洗いのあと消毒(漂白)をするので、濃い色の布よりも薄い淡い色の布のほうがいいかなと思っています
【私とミシンの基本スペック】
ミシンは1998年製で、壊れているため直線縫いのみ出来る母親のお下がり
時々送り歯が動かなくなる
壊れているので他の縫いかたはできず、直線縫いで3段階の縫い目(荒い目、普通、細かい目)がギリギリ出来る
私は直線縫いだけで普段使いのトートバッグなどを3年で8個作製のほぼ初心者
【用意するもの】【所要時間約35分】
布(ダブルガーゼ、綿100%、サラシ、ブロード、オックス、シーチングなど)糸や針
18.5cm×19.5cm を2枚(今回は表がサラシ、裏がダブルガーゼで作製)
《応用 自分の好みの幅×19.5cm》でも出来ます
12cm×5cm を2枚(表と同じサラシ)
ノーズワイヤー11cm
マスクゴム 22cm×2本
【作り方のざっくりした要点】
1.表地と裏地を縫って1枚の布にする
2.プリーツを作る
3.プリーツをおさえる為、プリーツ部分のみ縫う
4.表地と裏地を合わせて縫いノーズワイヤーを入れる
5.ゴムを通す部分を作る
18.5cmがマスクの出来上がりの横幅になります
(夫は横幅18.5cmで、自分用のは横幅16cmで作製しました)
1.表地と裏地を19.5cmのほうで縫い合わせ(布のミミの部分だとほつれない)、アイロンで割っておく
→そうすると18.5cm×37cmの布になる
2. プリーツを作っていく
外表にして半分にたたみ、4cmのところで外側に折る
4cmのところで折ったら裏側も同じように4cmで折る。
片面づつプリーツを作るよりも、両面を少しづつ折ってプリーツを作ったほうがばらけず上手く出来ます。
写真は撮影の為、片面づつプリーツを作っています。
4cmで折ったら、次は1cmで内側に、2.5cmで外側に、1cmで内側に、2.5cmで外側に、1cmで内側に折る
両面プリーツを作るとこんな感じ ↓
3. プリーツ部分を押さえて端から5mmのところを縫う ここを縫っておくとプリーツが綺麗に仕上がる
4. 外表にして布を合わせ、端から2mmのところを縫う
縫い終わったあと、布が余っていたら切ってしまって大丈夫
5. 中表にひっくり返して、工程4で縫ったところの端から5mmのところを縫う(これでノーズワイヤーを入れるところが出来る)
内側の布を一緒に縫わないように注意
6. ノーズワイヤーを入れたら中心で固定して、両端を2mmほど余裕を持たせて縫う(ギリギリを縫ってしまうと破ける可能性があるので少し余裕を持たせたほうが良い)
7.裏側にゴム通し用の布をセットし、端から1cmのところをまず縫っていく
(写真は両面白色なのでわかりにくいですが、肌に当たるほうの面に布を置いて固定する)
試作品の時、私は表面に布をセットしてしまったせいで、縫い目が表に出てしまい失敗した。
↑ このピンク色の布はシーチングですが、この生地もハリがあってマスクに向いていると思います
8.ひっくり返して表面にし、約1cmの三つ折りにして布のギリギリを縫う(ここでゴムを通す部分が出来上がります)
三つ折りにする時、少し内側に折るとはみ出ずに綺麗に仕上がります
8.ゴムを通して出来上がり
お家にある布やハンカチ、バンダナ、赤ちゃんの頃のおくるみなど、利用出来そうな布を探して、作ってみて下さい
手作り立体マスクの作り方 ミシンでも手縫いでも初心者でも
https://boccadileone.hatenablog.com/entry/2020/02/14/225118
手作りマスク作成のその後 使用感 足りなかったもの 代用出来そうなもの
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参考にして頂けたら、嬉しいです。