立体型マスクとプリーツマスクの2種類を手作りで作ってみました。
作った感想と使用感とそれぞれのメリット、デメリットをお伝えしたいと思います。
それからマスクを作製するにあたって失敗したことがあったので注意点も付け足します(一番最後に書いてあります)。
今後、手作りマスクを作る時の参考にして下さったら嬉しいです。
以前の立体マスクの作り方の記事
【私とミシンの基本スペック】
ミシンは1998年製で壊れているため直線縫いのみ出来る母親のお下がり。
時々送り歯が動かなくなる。
直線縫いで3段階の縫い目(荒い目、普通、細かい目)がギリギリ出来るが、ほぼ荒い目しか使えない。(他の縫い目は壊れていて出来ない)
私は直線縫いだけで普段使いのトートバッグなどを3年で8個作製の初心者。
【立体マスク】
作った感想
*プリーツマスクに比べ縫う箇所が少ない
*少ない生地でも出来る
*ノーズワイヤーが無くても使える
*型紙がないと型をとるのが難しい
*立体型なので作製中アイロンを掛ける時やりにくい箇所が一つあった(写真参照)
キレイに割る為に切れ目を入れるとやりやすかったです
使用感
*ノーズワイヤー入りの立体マスクだと息がしやすい
*長時間だと形が崩れてくる
*少ない布で作るので口元の布の厚みが薄くて好みがわかれる→表をもう少しハリのある生地にして中に不織布のフィルターを挟もうか考え中
メリット
*少ない生地でも作れる
*ノーズワイヤーがなくても使える
デメリット
*型紙がないと型を取るのが難しい
*洗濯後ノーズワイヤーが入っているところのアイロンが難しい(写真参照)
ノーズワイヤーはアイロンで溶けるので絶対に掛けてはいけません
【追記8/10】
何度も折り曲げているノーズワイヤーですが、壊れていません。
スチームアイロンか水を吹きかけながらのアイロンがいいです
【プリーツマスク】
作った感想
*直線縫いのみで簡単
*プリーツの山折り谷折りの部分を測ったり印をつけたり折ったりが面倒
*縫う箇所が多い
*布の使う量が多い
*自分と家族に合うサイズを見つけるのが大変だった
使用感
*ノーズワイヤー入りであれば長時間快適
*プリーツがあるので息がしやすい
*ゴムを通すところがゴワゴワして肌から浮く感じがする(写真参照)
*使い捨ての不織布マスクに似ているので、見た目にも違和感があまりない
メリット
*見た目の違和感が少ない
デメリット
*ノーズワイヤーがないと使いにくい
*より多くの生地が必要
*洗濯後のアイロンがかなり難しい(特にプリーツ部分)
→ノーズワイヤーはアイロンを掛けると溶けるので注意(夫がアイロンを掛けてくれたのだが溶かしてしまったのでほどいてノーズワイヤーの交換をすることになりました)
【今後の課題】
立体マスクの表の布をハリのある生地にして中に不織布のフィルターを入れてみようかと思う
プリーツマスクのゴムを通す部分は別布(出来たら伸縮素材がいい)にして厚みをなくしたほうがよい→作ってみました
↓ 別布にしたら顔から浮かなくなってとても使いやすかったです
プリーツマスクのゴムを通す部分を別布にして作った「改良プリーツマスク」の作り方の記事↓
使い捨てマスクの再利用が出来るマスクカバーにもチャレンジしてみようと思う。
→実際にマスクカバーを作ってみました。
↑非常に多くの方に読まれている記事
マスクカバーのおかげで夏でも不織布マスクが蒸れません。
【マスクを作るにあたって失敗した点】
裁縫をする時にとても便利な印付けペンですが、現在持っているものが2種類「水で消えるタイプ」と「自然に消えるタイプ」
今まで不便がなかったのですが、「自然に消えるタイプ」が今回は1か月経っても自然に消えませんでした。
ガーゼやサラシなど普段使わない薄手の白い生地だからか色が1か月経っても消えず、仕方がないので色がついたままの部分はハサミで切り取りました。
消える前にアイロンの熱にあててしまったことももしかすると良くなかった点かもしれませんが、「水で消えるタイプ」をお勧めします。
水で消えるタイプは、自分の指で水をつけて消すことも出来ますし、水の入ったスプレーを吹き付ければ消えるので、とても便利です。
ただし、スプレーの場合、ペンの跡だけでなく全体的に濡れてしまうので、濡れては困るものには不向きなので気を付けてください。
立体型とプリーツ型、使いやすいタイプは人によって違うと思います。
我が家では私は立体型を好み、夫はプリーツ型を好んでいます。
失敗した箇所も参考にして、是非マスクを作ってみて下さい。
非常によく読まれている記事
その他のマスク関連記事
鎌倉スワニーさんのマスク用型紙のページ
http://www.swany.jp/shopbrand/ct1761