前回までのお話はこちら
夫は昨年の12月に健康診断があり、有料オプションで調べたい箇所がいくつかあると私に相談してきた。
その中で「脳ドック」をしたいと言う。
確かに昨年の1年間で「あれ?」という夫の記憶力に関するエピソードがいくつかあった。
【ここ1年の気になるエピソード】
*会社の車の鍵を3回家に持って帰ってきてしまい、慌てて会社へUターンし鍵を返却。
*家の車の鍵を3回掛け忘れ、そのうち2回私のせいにした(私のせいにしたことを怒っているのではなく、自分に非がないという思い込みが夫らしくない)
*シャワー後の給湯器の電源を切り忘れること多数。
*出掛けても忘れ物のため時々帰ってくる。
*たまーに行く大きな公園の駐車場の入り口を間違える。
*自分で用意した玄関に置いてあるゴミを出し忘れる。
*夜寝る前のスマホの充電を忘れることが時々ある。
もともと記憶力がよくない(嫌味ではなく、スルースキルが抜群でその鈍感力を私は尊敬している。)と本人は思っているようだが、私は仕事がかなり忙しいので、記憶のキャパオーバーなのかな?と今までは考えていた。
仕事であれもこれもそれもどれも、一人で抱えているから、自分にとって重要でないこと(給湯器の電源を切る、とか、たまにしか行かない公園の駐車場の入り口など)忘れるのかと思っていた。
でも、ここ1〜2年の物忘れはちょっと私でも心配になるレベル。
一度、給湯器の電源を切り忘れるのを何度も注意していたら逆ギレもされた。
「そんなに完璧に出来ないよ!」と。(え?その程度が完璧なの?!)と私はびっくり。
人が不安に思っている時、不機嫌になったり怒りに転嫁するタイプがいるが、夫はそのタイプなのかな?とその時思い、あまり忘れていることを指摘しないほうがいいのかとも思った。
その後、何かの話の時に「考えていることをすぐに言葉にしにくい。言葉が出にくい」と言っていた(それは私も8年前からある症状)。
健康診断のオプションの「脳ドック」は3万円だったので、私は「症状があるなら脳ドックではなく病院に直接行くべき」と「脳ドック」は突っぱねた。
その後も「脳ドック」をやりたい夫と「病院に行くべき」と主張する私とで、かなり激しく話し合った。
夫はちょっと検査したいなというレベルの意識なので、病院は敷居が高いように感じているみたいだった。
【夫の言い分と私の言い分】
*自分で「おかしい」と言って病院に行きづらい。→私「高額で遠回りな脳ドックをするよりも、心配なら直接病院に行くべき。3割だし手っ取り早い」
*家族が「おかしい」というのならわかるから付いてきてほしい。→「付いて行くし、なんでも記憶してあるからなんでも話をしてあげる(私は記憶力がものすごく良い)。」
*きっとMRIなどの検査をしてくれないだろう。→「検査してくれなかったらその時また次を考えればいい。今心配することではない。」
*(知り合いの病院の先生たちの話を聞くと)この程度で病院に行ったら病院の先生に笑われる→「笑いたければ笑えばいい。困っている人間を笑うような医者はこっちから願い下げだ。」
*会社の車の鍵は20代の後輩もしょっちゅう間違えて持って帰っている。→「他人と比較するものではない。3年前の夫なら鍵を持って帰ってくることは一度もなかった。」(これにはぐうの音も出なかったようだった)
私からしたら「はぁ?」という夫の病院に行きたくない言い訳にお話にならなかった(私は結構怒った)。
この時も、夫は結構ムキになり、遠回しに「病院に行きたくない、脳ドックがいい」と主張してきたので、よっぽど不安なのかなと感じた。
一応夫の希望の「脳ドック」の値段も近所の脳神経外科でいくらかおさえておき、本当に検査をしてもらえなかった場合のことも考えておいた。
結局夫が選んだのは私の母と同じ病院だった。
長くなったのでお話を分けます。
毎日ご飯
この日は夫がテレワークの日でいつもより早い時間に夜ご飯を食べられるので、ふるさと納税のカツオとホタテのお刺身。
カツオのサクを一人1つなんて贅沢〜♪甘めのタレも美味しい〜♪
*カツオの藁焼きとホタテ
*白菜のあんかけ炒め
*洋風肉じゃが(カレー風味)
*にんじんしりしり(ツナ缶を入れるのを忘れた)
*即席味噌汁