先日、実家女子会の時、家から遠くの園芸屋さんに母と姉を連れて行ってきた。
その時、母にも「寄せ植えを作ってあげようか?」と提案したのだが、ことごとく断られた。
その時のお話はこちら
もう年で育てるのも後片付けも面倒だから要らないと。
でも、私は知っている。
お花が好きだから私が準備してあげれば「花はいいね~♪」と声を弾ませることを。
で、先日母への寄せ植えをいち早く完成させ届けると、
「花はいいね~♪」と即刻前言撤回!
母自身、一緒に園芸店に行った時に断り続けていたことを覚えているので、苦笑しながら「やっぱり花はいいね~♪」と恥ずかしそうにフフフフッと含み笑いをしながらベランダに置いた寄せ植えを眺めていた。
だから言ったじゃーん!お花を買ってよかったでしょ?
「よかった~♪♪♪」
ま、母は素直じゃないのでとりあえず最初は断るのだが、その後反省して「やっぱり一緒に行く」とか「やっぱり欲しい」とかあとで電話が掛かってくるのは想定内。
実家に寄せ植えを届けた翌日にも電話が来て、
「やっぱり花はいいね~♪もう暇さえあればベランダの花を見ているよ~♪白い器もとっても素敵♪」
でしょうね!
2年前の秋に鬱っぽかった母は、ベランダに出ることさえ出来なかったようで、当時は「認知症になるのでは?」と漠然と不安を抱いていた。
そこで私は認知症などを専門に扱う病院の予約を取り、通院にも付き合った。
結局、掛かりつけの脳神経外科の先生に「鬱っぽい」と言われたことを母はずっと疑っていて、そこで別の病院へのセカンドオピニオンだったのだが、掛かりつけ医を徐々に信じるようになり、私は少しづつ「鬱は誰にでもなる」という話をし続け、1年半かけて洗脳(?)していった(自分は鬱にならないと思っている人が中にはいるので、誰でもなるし老人性鬱というのもあるよ、という話をちょいちょいし続けた)。
先日の実家女子会の時も母は「今は大丈夫。落ち込んでいないよ」と言っていたので(それまで「落ち込む」感覚も母はわからなかった)、「落ち込むという状態がわかってきたのはいいことだね」と話した。
お花だけでなくプレゼントやお土産もとりあえず断る母。
洋服を買いに出かけても、だいたい帰って来て気に入らないと言い出し返品する母。
病院の先生のこともとりあえず疑う母なので、気持ちを解きほぐし核心に迫るまでちょっと時間はかかるが、基本的にサッパリした信じやすい性格なので、今回の「花は要らない」からの「やっぱり花はいい~♪」は、私からしたらしめしめだ。
毎日ご飯
レトルトカレーを買っておいたはいいけど、あまり食べないので、オムライスのソースとして使ってみた。
*オムカレー(ケチャップご飯をオムライスにし、レトルトカレーをかけた)
色によってビオラは育つ特性が違うお話はこちら
寄せ植えに興味がある方はすでに出来上がったものも販売しています