先日、久しぶりに母とウォーキングに行ってきた。
母と一緒なのでウォーキングというよりのんびりお散歩といったスピードなので全然運動をした充実感はなかったのだが。
時々夫とウォーキングに来る公園で、1周1.6kmなので母とは2周、夫とは3周ぐるっと回るのがちょうどいい距離。
近所ばかり歩いていると、私も母も脳に刺激がなくなりそうなので、普段は行かない場所を歩いて脳を活性化させる。
一人だと目にとめない植物だとか、名前のわからない水鳥を眺めながら、二人でお互い夫の愚痴を言い合い散歩する。
最終的には「夫が元気でいてくれてよかった」で終わるのだけれど…
散歩なり、買い物なり、母と出掛けると会話の中で必ず、
「昔は色々と大変だったけど、今はぜーんぶ忘れた。今が一番幸せ」と言う。
これは認知症で同じフレーズを毎回言っているわけではなく、本当にそう思っているのが半分、そう自分に言い聞かせているのが半分なのかなと思う。
「ほんとにそう思うよ、お母さんは」と念を押す。
そんな時私は「お母さんは偉かったよ」と労うようにしている。
そうすると嬉しそうに「そうだよね!よく頑張ったよね!」と必ず声を弾ませる。
そして時々私は「その裏で子供の私は大変だったんだけどね」と皮肉を言うと、そういう皮肉は耳が遠いから聞こえていないようで、「なんか言った?」ととぼけた顔で聞かれる。
なんだかドラマの中にいるような光景だ。
ドラマの中にいる主人公は、そのドラマがどれだけ感動的なのか気づかないものだ。
私と母は距離が近すぎて喧嘩ばかりしてきて、非常に親不孝な生き方を私はしてきたと思う。
自分は親孝行なんてきっと出来ないと思ってきた。
でも、私もちゃんと年を取ってきて、そういう労わり許す気持ちが両親に対して湧いてきて、正直「間に合った」と思う。
私は何をするにも人より遅くて、人として気づく様々な大事なことになかなか気づかないできた。
他人よりも成長が遅かったけれど、年を取るのも悪くないかな。
毎日ご飯
以前作って余った「リスドォルのピザ生地」を解凍し、こちらも冷凍しておいた「バカリズムの大人のたしなみズム」でやっていた究極のミートソースをのせて焼いたピザ。
*ミートソースのピザ(この生地は我ながら本当に美味しい)
*大根と手羽元の煮物
*オムレツに志麻さんの鯖パイで余ったトマトソース
*ホットチャイ
*りんご
母とのお話はこちら(よかったら読んでください♪)
準強力粉で作るピザ生地のお話はこちら(かなり検索されています♪)
バカリズムの「大人のたしなみズム」でやっていた究極のミートソースのお話はこちら
沸騰ワード志麻さんの鯖パイのお話はこちら
最後まで読んで下さって、どうもありがとうございます(*˙ᵕ˙ *)