いつもの散歩道、最近あまり行っていなかった公園の駐車場に車をとめて散策していると、これは!いつも夫と話題にする特定外来生物のお花を発見!
オオキンケイギク(大金鶏菊)
このお花は北米産の多年草で、生命力と繁殖力が強いので、一度定着してしまうとそこにある草花の生育場所を奪って環境を変えてしまうので、2006年に特定外来生物に認定されたちょっと怖い植物(毒があるわけではない)。
秋に見るキバナコスモス(オレンジ色のコスモス)を見るたびに、↑このオオキンケイギクとキバナコスモスは似てるけど、オオキンケイギクは実際には見たことがないと毎年話していたので、このオオキンケイギクが今の時期(5月〜7月)に咲いていることも知らなかった!
花自体よく似ているけど、オオキンケイギクの花びらはギザギザが力強く規則的な感じで、コスモスの花びらは柔らかくて可憐なギザギザの印象(これは全くもって私個人の感想)。
一番の大きな違いは、葉っぱの形状と咲く季節
*コスモス→レースのような細く柔らかい葉っぱ 開花期 秋
*オオキンケイギク→楕円形の「へら状」の長細い葉っぱ 開花期5月〜7月
今の季節、お散歩をしていて「綺麗な黄色い花〜♪」と近づくとこのオオキンケイギクで、意外といろいろな場所にたくさん生えているんだなぁと感じた。
個人宅の玄関にも鉢に入ったオオキンケイギクがあって、多分知らないで持ってきて栽培しているのかなと思った。
昔は道路の緑化などに植えられたり、ポット苗で流通していたそうです(昔はよいとされて利用されていたけど、繁殖力が強すぎて今は特定外来生物にまで指定されちゃったんですね、ちょっと気の毒なお花です…)。
「九州地方環境事務所」が作成しているポスターを見つけました。
繁殖力が強く、在来種の植物を追いやってしまう危険性が伝わるポスターです。
もしご自宅の庭に生えていたらすぐに駆除してくださいね。
綺麗な花だからと摘んで自宅で栽培してもダメです!
知らないで栽培しても罰金になっちゃうかも?!
最後まで読んで下さって、どうもありがとうございます。
今日は一日中低い雲に覆われて気分もすっきりしませんでした。
そろそろ関東も梅雨にはいるのかな?
今週も元気に過ごせるといいですね!
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