先日、両親の介護保険の面談の日だった。
私と姉で地域包括支援センターに出向き、お話を聞いて申請の手続きをし、その後市役所の方と打ち合わせをし、結局父もついでに介護保険の申請をする運びとなった。
最初は「介護保険の申請なんて、母が傷つくかな?」と心配し、父も一緒にダミーで申請しようと思ったのだが、「主治医の意見書」というものが必要だったので、父も母と同じ脳神経外科にかかってもらい(数年前にかかったきりだったので再度受診してもららい、飲んでいる薬を処方して頂いた)結局ダミーというか本当に父にもついでに申請してもらった。
介護保険の申請に必要なもの
*要介護(要支援)認定書
*介護保険被保険者証
*マイナンバー
*運転免許証
有料老人ホーム検索探しっくすより引用
↑こちらのサイトによると自治体で申請の方法などが違うようなので、まずは「地域包括支援センター」を調べて、そこで電話して聞いてみるといいと思います(地域によって「地域包括支援センター」を置いていない場所もあるようです)
私の場合、申請に足りない書類(何も準備せずに訪問した)は「包括」の方がすべて代わりに手配して下さり、父の件でも相談にのっていただいたので、とてもスムーズに申請できました。
介護保険の申請や地域包括支援センターに相談などは早いほうがいい理由
*申請から認定まで1ヶ月以上かかるので、介護保険を使いたいと思った時にすぐに使えるように、早めに申請しておくとよい(怪我をして急に介護保険が必要になるケースなどもある)
→私の場合、3/18に初めて包括に電話。その際、3/19に訪問のアポを取ったが、担当者の都合がつかず、訪問のアポを3/23に再度取った。
3/23の訪問後、約2時間後に市役所から面談の日程相談の電話(出られなかった)→再び夕方「包括」を訪問し、父の介護保険の申請もお願いする。
3/24朝、市役所から再び連絡が来て、面談の日程を相談。
3/29実家にて面談。→1ヶ月後くらいに結果を通知。
*地域包括支援センターに相談することにより、「この地域にこういう高齢者(例えば一人暮らしの方や困っていることがある高齢者など)がいる」ということを知っておいてもらえるので、のちのちその情報が役立つ。
最初は母には「介護保険の申請」というのは伏せて、「高齢者の健康相談」のテイで面談に来て頂こうと内密に市役所の方と相談していたのだが(介護保険に抵抗がある場合、こういう方法をよく使うそうです)、どうやら「介護保険の申請」には抵抗がないということだったので、私と姉の心配は杞憂だったようだ。
面談は母に25分くらい、父に10分くらいかかり、「氏名と生年月日や病歴」や「現在痛いところはないか」とか「歩いてみて下さい」とか「認知症の記憶力テストみたいな簡単な検査」などなどがあった。
(私や父が代わりに答えないようにor代わりに答えられるように、絶妙な目配せや「そうですよね?娘さん?」などの言葉のパスもあり、基本的に黙って座っていた私でも、発言するべき機会は「今、ココ!」とわかりやすかった。さすが!でした。)
面談の後、マンションの下にあるベンチで私が職員の方にここ最近の両親の様子を事細かに説明し、それがまた30分くらい。
ここ最近、病院のソーシャルワーカーさんや地域包括支援センターの社会福祉士の方にも説明したり不安を訴えたりしてきたので、言いたいことは自分の中でまとまっていたので説明はスムーズに出来た。
この日よりも前に、姉と私で脳神経外科に現在の母について主治医はどうお考えなのかお話を聞きに行ったのだが、主治医としては「まだ認知症ではない」という見解でした。
(でも、その階段は登りつつあり、前段階なのだと思います)
認知症や介護のドキュメンタリーをいくつか紹介しているお話はこちら
認知症の診断基準になる「VOI萎縮度」のお話が載っているのはこちら
最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございます。