柴ちゃんはまだ生後5ヶ月半で、お子様だ。
夫が直接家に帰ってくる時にたまたま柴ちゃんをリビングで放していると、ドアにガンガンと飛びつき壊しそうになるので、夫にはこっそり玄関や廊下の電気をつけないで家の中に入ってきてもらうようにしている。
が、先日もたまたま夫が帰ってきた時に柴ちゃんはリビングにいたので、うるさくなるし、夫も飼い主なわけだからそろそろ慣れてもらおうと、抱っこして玄関までお迎えに行くと、抱っこされていても平気でいまだに嬉ションをしてしまう始末。
その時も私が抱っこをしてお尻を支えている右手の手のひらに嬉ションが溜まってしまうし、部屋着は汚れるし、玄関のたたきも汚れた。
夫のスーツにかからなかったのがせめてもの救いだったけど。
(まだ柴ちゃんはリビングのみ生活エリアで、こんな風なので絶対に夫に飛びついて嬉ションをしてしまうので抱っこして迎えた)
訓練所の幼稚園でも、朝夫が柴ちゃんを送っていくと、特に大好きな訓練士さんが出てきてくれると、抱っこをしたまま嬉ションレベルでないほど大胆に、じょじょじょじょーっと弧を描いておしっこをしてしまう。
訓練士さんも苦笑い。
マンションの清掃員の方で、犬が大好きな方もとても柴ちゃんを可愛がって下さるので、柴ちゃんはその方に会うとやはり抱っこをしていても嬉ションをしてしまう。
なのでおしっこが溜まっていて、嬉ションではないレベルのおもらしをしそうな時は、申し訳ないけれど挨拶だけしてマンションの敷地からそそくさと出るようにしている。
今朝も夫が幼稚園に送りに行こうとマンションのエレベーターに乗ると、犬が大好きで柴ちゃんのことも非常に可愛がって下さっているご夫婦と一緒になった。
以前はこちらのご夫婦も犬を飼っていたのだが、亡くなってからはまだ飼う気にはなれないそうで、我が家で柴ちゃんを迎えると「いつ柴ちゃんに会えるかな♪」と楽しみにして下さっている本当に優しくて穏やかなご夫婦だ。
夫は(マズイ!柴ちゃんはこのご夫婦がとっても大好きだから、絶対に嬉ションをしてしまう)と焦った。
でも、ご夫婦とも「わ〜♪おはようございます〜♪乗って、乗って〜♪」とエレベーターの中から二人でウェルカムされ、嫌と言えずエレベーターに乗った。
夫は柴ちゃんが嬉ションをしてもご夫婦にかからないよう、柴ちゃんのお腹の向きを自分のお腹にぴったりとくっつけた。
案の定、柴ちゃんは大好きなご夫婦に会い喜びを大爆発させた。
柴ちゃんの顔はご夫婦に向かい、おしっこは夫に向かってじょじょじょじょじょーっと大量の嬉ションをしてしまった。
夫はエレベーターの床のマットを汚してはいけない!と思い、上着のジャンパーとツルツルしたズボンでおしっこを受け止めたらしい。
1階に到着した時に柴ちゃんの嬉ションがぽたぽたと少し床のマットに落ちたのをご夫婦が目撃したらしいが、夫はほとんどすべてのおしっこを洋服で受け止めたお陰で、ご夫婦にその大惨事は気づかれなかったようだった。
夫はそのまま柴ちゃんを車に乗せて、着替えのために家に戻り、時間がなくなったので高速を使って柴ちゃんを訓練所まで送った。
私はそんな出来事があったなんてつゆ知らず、ゆっくり起床した後その話を聞き、びちょびちょになった洋服を洗濯した。
成長したら嬉ションって収まるのかな?
この嬉ションは特に可愛がって下さる方の時ほど量が多いが、普段のお散歩中でもテンション高めで可愛がって下さる初めて会う方にでもしてしまうので、服が汚れないかかなり気を遣う…
最後まで読んで頂き、柴ちゃんを可愛がって下さりどうもありがとうございます。